上からでは分からなかった川崎vs北京

今日はACL、川崎vs北京の取材でした。
試合開始前から雪が降り、ピッチは次第に銀盤へと変わっていきました。

試合は1-3で川崎の敗戦。

ミックスゾーンで聞いてなるほどと思ったこと。
「前半と後半ではピッチの状態がまるで違いました。前半はまだボールが転がってパスがつながったけど、後半はまるでダメでした」

記者席から見ていると、前半も後半も変わりないピッチに見えていたのですが、選手は違いを敏感に感じて、それに対処しようともがいていたようです。

これで一つ賢くなったぞ、っと。

それから余談ですが、今日の記者席ではとても残念なことがありました。

等々力は部屋の中の記者席と、屋外の記者席があります。雨が降ると屋外の記者席はメモを取ることが出来ないので、 今日はみんなが部屋の中にやってきました。全員が座れる場所はないのですが、3人の席のところに無理やり4人分のイスを入れて、みんなで座ろうとしていました。

ところが、一人だけ荷物を置いて二人分の席を使っている人がいます。しかもその後ろにはテレビを置いてあるテーブルの端にパソコンをちょこんと置いて、一生懸命記事を書いている中国の記者の方がいました。

きっと後ろが見えていなかったのだろう、とその二人分の席を使っている人にハーフタイムに声をかけました。顔見知りでしたからね。
「荷物を片づけて後ろの人を座らせてあげようよ」 

その中国の記者以外にも2、3人は机がなくて立っていたと思います。
ですが、結局彼は荷物を片づけることもなく、最後まで二人分の席を使っていました。 

がっかり。でも、後で考えてドキっ。もしかして僕って『お小言おじさん』? いや、『お小言お兄さん』?  うるさいコノヤローって思われただけだったのかしら?
 

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