C級コーチライセンス 埼玉合宿4日目
おお、雪が積もっている!! これは楽なメニューになるかも。
まず最初の講義はメディカルの知識です。東京国際大のトレーナーでもある稲田さんに教えていただきました。
特にポイントとなっていたのは熱中症。予防策と対応策の説明に熱が入ります。一通りの講義が終わったところで質疑応答の時間ですが、ケガや食事などについての質問がどんどん飛びました。お、結構みんなマジメに考えているのね。
ところで、 教室の中でみんなから「テセ、テセ」と呼ばれている学生がいます。どうやら似ているから、ということ。
なるほど、目を細めると似ているかもしれない。こちらのテセ君は審判の免許も取ろうとしているので、もしかしたら大世選手がテセ主審に裁かれる日が来るかもしれません。
講義が終わってしばらくしてピッチを見ると、なんと雪はすっかり溶けているではありませんか。 ドキっ。
ということで実技です。最初はGK。C級の対象となる12歳以下の子どもに対してはコーチが基本を教えます。確かにその年代に対して専門のコーチをつけるのは人材の確保が大変でしょう。
転んで起きてまた転ぶ。つかんで投げてまた転ぶ。このシットアップだけでぜいぜいになってしまいました。
で、このGKの実技の最後はペナルティエリア2つ分の大きさで5vs5。プロの練習でもよく見るトレーニングです。この時点ですでにノックアウト寸前。
ところが、この日は実技が2コマあって、5分休憩の後にすぐ始まりました。内容はボールを奪う守備。がんがんスライディングします。右に転んでボールを弾き、左に跳んでボールを押さえる。またもシットアップです。なんじゃそりゃー。
フットサルコートを約80%にしたコートでの2vs2もありました。ボールが出るたびに前田監督が次のボールを投げ入れるのですが、誰もいないエリアに向かって投げるので、ともかく休む暇がありません。前田監督はこっちがあえぐ姿を見て笑っています。しかもこの実技の最後のメニューもペナルティエリア2つ分の大きさで5vs5。
優しい学生は僕にボールを回さずに休ませてくれました。そして「自分たちも普通にきついです」とありがたい言葉。でも彼らはこの後もサッカー部の練習があるんですけど。一足先に帰る僕に、次々にまた明日と言ってくれたのは、よほど疲れているように見えたんでしょうね。見えただけじゃないんだけどね。
さて、明日は実技3コマの予定。今日学んだ知識を生かして熱中症にならないようにします。本当は肉離れが心配だけど。