熱い文章を読んで

将来の日本の総理候補なのかどうか分かりませんが、河野太郎さんの大分トリニータサポーターに向けた文章(その1その2)は大好きです。

昔、鳥栖フューチャーズが解散してサガン鳥栖ができたとき、Jリーグから熊地洋二さんが送り込まれました。熊地さんは平均観客が約1万人もいた鳥栖フューチャーズなら再建できるだろうと考えていたそうです。ですがどうもおかしい。

調べてみると、実際の有料入場者は3000人、招待券の入場者が3000人、そして水増しが4000人。ショックを受けつつも熊地さんはその正確な数字を元に予算を組み立てていらっしゃいました。

滞在していたホテルはサッカー関係者だと分かると熊地さんに前払いで宿泊料を求めてきました。仕事をする机もろくろく確保できなかったためホテルの床に座りベッドにはプリンタや資料を広げていました。そんな劣悪な条件の中で熊地さんは細かく再建の計画を練っていました。あの緻密さのおかげでサガン鳥栖はなんとかナビスコカップに出場することができたのは間違いありません。

その最初の作業は、目を背けたくなるような現実と対峙し、神経がすり減るような積み上げが必要でした。でも鳥栖にもできた。ならば他のチームにもできるはずです。頑張れ大分トリニータ。

 

Follow me!

未分類

次の記事

今日の成果