最優秀主審に選ばれたレフェリーはなぜその年に引退しようと思ったのか

本日、「みんなのごはん」さんに記事を一本公開していただきました。これも読んでくださっているみなさま、書く場所を与えてくださっている中の人、そして厳しい叱咤激励を続けてくださる編集者の両角浩太郎さんのおかげです。本当にありがとうございます。

さて、今日は今も私がブツブツ言い続けているこの方にご登場いただきました。

 

ロシアで大泣きした日から4年…Jリーグ最優秀主審・佐藤隆治が語るW杯落選と唐突な引退【ごはん、ときどきサッカー】

去年の最優秀主審になった佐藤隆治さんは、去年で現役を引退してしまいました。一番脂がのっているときになぜ辞めるのか。実はインタビューのときもその後もお会いするたびに「引退撤回しましょうよ」と何度も申し上げています。

何度も辛い目に遭ったのはみなさんもご存じのことでしょう。ワールドカップという大きな目標がなくなったこともキツイ経験だったと思います。それでもなお、冷静に試合を裁いていくあの笛はまだまだ見たかった気がします。

もっともご本人の意志は固く、今後はVAR方面で後進の指導をなさることでサッカーに貢献なさることになっています。ならば、せめてこういういい審判がいたことは書き残させていただければと思いました。

インタビューのときに「こんな話とは思っていませんでした。 もっと『あのときの判定は何だ』と怒られるんじゃないかと思っていて……」と漏らしていらしたのに、この最優秀主審をもってしても、そう感じているのだという厳しい審判の世界を見た気がします。

ご高覧いただければ幸いです。どうかよろしくお願いいたします。

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