たぶんずっと胸の中に溜まっていた話だったのだろうと思います
本日、「みんなのごはん」さんでまた記事を公開していただきました。これも読んでくださっているみなさまと、サイト再開からずっとサポートしてくださる中の人、そして毎回最初の読者として鋭い意見を言ってくれる編集の両角浩太郎さんのおかげです。本当にありがとうございます。
さて、今日はこの方にご登場いただきました。
僕はいつの間にか孤立していた…鄭大世は怒りと挫折にどう向き合ったのか?
正直に言うと、最初はもっと別の話を想定していました。というのも今季は序盤ケガに苦しんだのですが終盤に向けて大きな負傷もない久しぶりのシーズンだったから、陽気なキャラクターとちょっとズッコケ(これって死語?)的な話になるのではないかと思っていたのです。
ですがご本人からは後悔と、それを振り返ることでの苦しさにまみれた言葉が溢れ出てきました。たぶんずっと胸の中に溜まっていて吐き出さずにはいられなかったのでしょう。ただ、昇華できたというストーリーでもあったので、途中まではハラハラしましたが、最後はホッとしました。それにしても西部洋平選手、どんだけいい人なんだ。
もっとも別の面では苦悩が続いているようです。正解が見つかったと思って物事が順調に進み出しても、しばらくするとその「正しい」方法ではうまくいかなくなるという、サッカーに留まらない人生訓を聞かせていただいた気がします。
今年、町田ゼルビアは残念でしたが、来年はさらにパワーアップしたベテランFWの力で朗報をみんなに届けてほしいと思います。そういえば近くのスーパーでゼルビアのユニフォームを着たまま買い物をなさっているご婦人がいらして、思わず「残念でしたね」と声をかけたら深々とお辞儀をなさっていました。
ご高覧いただければ幸いです。どうかよろしくお願いいたします。