もしもあなたがハーフタイムのロッカールームに入れるとしたら……
本日、「J論プレミアム」さんで記事を配信していただきました。こうやって原稿が書けるのも、個人スポンサーのみなさま、読んでくださっているみなさま、そして毎度いろんな要求をする私に付き合ってくださっている中の人と編集者の方のおかげです。本当にありがとうございます。
さて、本日はこの方にご登場いただきました。
WEリーグが成功しなかったら大変なことになる…Jリーグ前史を知る名伯楽・菅野将晃がいま伝えたいプロの重み
ものすごく懐の深い方です。気軽にいろいろなお話しをしていただけます。負けた後にもズケズケと話をして嫌がられたこともありましたが、それでもちゃんと対応していただける人物です。でも単に人がいいだけじゃない。
かつて菅野監督がノジマステラを率いていらしたとき、ハーフタイムに戻るロッカールームがないのでベンチでそのまま休んで指示を出していらっしゃいました。聞こえるともなく……というか聞こうと思って近くにいたのですが、その指示と指摘が後半ことごとく的中するのを見て、本当に驚きました。
人には未来が見えないはずですが、プロの監督になる人には45分先までなら予測できるのだというのが分かりました。逆に、少なくとも45分先が見えない人にはプロの監督は務まらないのかもしれません。変数が22個、ときとしてレフェリーも加えて25個ある式を解いていくというのは、努力に加えて経験と才能が必要だと分かりました。
菅野監督が率いているFCふじざくらも、もしかするとハーフタイムにベンチの背後でいろいろ話を聞くことができるのかもしれません。 もしもっと上位のリーグに行ってしまったら出来なくなるかもしれないので、今のうちにまた聞いて勉強させてもらわなければと思います。
試合が終了した後、監督にはなしを聞くと、飄々と「あー、あれはどんな感じがしたんだよ」とあっさりした答えが返ってくるのでその凄さには気づきにくいかもしれないのですが、いくつも修羅場をくぐっておきながら謙虚な態度を崩していないだけだと思っています。
ご高覧いただけたら幸いです。どうかよろしくお願いいたします。
そして今回はなんと!! お知らせ動画もあります!!