「みんなのごはん」巨匠のインタビューの裏側

本日、また一本「みんなのごはん」で記事を公開していただきました。「みんなのごはん」の、たぶん70本目だと思います。読んでいただいているみなさまと、守ってくださっている中の人に感謝いたします。本当にありがとうございます。

さて、本日は、
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ものすごくお忙しい中、無理矢理時間を作っていただき、話を聞かせてもらいました。

この連載では、毎回ほぼみなさんが語ったとおりの言葉で、お話しになったとおりに書き起こしています。ただ原稿が長いため、一度取材対象者の方に読んでいただき、誤解が生じないように修正して掲載しています。

それで、この山本さんのお話は、実はほぼ録音から書き起こしたままです。2箇所ほど私の勘違いから事実の間違いがありましたが、山本さんからの修正の指摘はそれだけ。

これまでにも何人かの方は「自分が話したとおりだったら、そのままで結構です」と一切修正を入れてこなかった方がいました。その中でも山本さんの原稿は、ほぼ書き言葉ではないかと思うくらい言葉遣いが美しく、瞬間的にどれだけ考えて話していらっしゃるかがわかりました。

そもそもこの日の話の内容は、当日その場でお願いして決まったのですから、事前準備はほぼなかったのだと思います。もしかするとこれまでの講演などでお話しになったことなのかもしれないですが、こちらがちゃちゃを入れながら聞くのに、何らペースを乱すことなく話してこれだけまとまるのですから、この文章は「話す力」というものの具象化された形かもしれません。

こちらを気遣って食べ物の話もたっぷりしていただきました。そういう部分まで含めて圧倒されたインタビューでした。
 

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