ここまでは最高だったけど、オーストラリア、おめぇはダメだ

今回の試合の運営は感心させられることがたくさんありました。日本人向けチケットを売り出したことのを日本の報道陣に日本語でメールしたり、しっかりとした案内があったり。

まぁ細かいことはいろいろありました。試合を見るのに机付きの席が足りないとか、試合の3日前にメールが来てプリントアウトして当日持ってこいとか、それをプリントする機会は記者室にないとか、記者室の席の数が足りないとか、街中に何のバナーも出てないとか、非公開練習の会場が外から覗き放題でスタッフ大変とか、日本代表の練習が始まる1時間前に前の団体の使用が終わっているはずがスタッフが来てから慌てて終わってるとか、18時30分オープンのはずの記者室に時間どおりに行くと、なぜかもう席がないとか。ハトとネズミばっかりでガルーラまだ捕まえてないというのはおいといて。

だけどインターネットの回線は2Mbpsも出るし、試合当日はペンネが夕食として用意してあったり、席には一人ずつ名前が張ってあったり、それだけで十分感心していたのですよ。

ところが、試合後、記者会見場に連れて行かれ「記者会見が終わるまで外には出られません」という話をされたので、「選手は記者会見の間に帰ってしまう」と訴えたところ、会見が終わるまで選手は通しませんから大丈夫という話だったんです。それが実際は記者会見が終わると選手はもう半分ぐらい帰った後。

さらにミックスゾーンはテレビエリアを中央に挟んで左右が記者ゾーン。通路に十分な広さがないので、みんなテレビクルーにぶつかりながら移動して選手の話を聞かなきゃいけません。日本サッカー協会は会見の後に選手を通すという話を聞いておらず、報道陣の中には「選手を呼び戻してくれ」とお願いする人もいましたが、それは断られていました。

で、最初に「会見が終わるまで選手は通しません」と言った係員に状況を説明したところ、彼女は「私はそんなことになるなんて知らなかった」という話。そしてその隣にいたおじさんが「日本の監督の話が長引いたんだろう。ハハハ」と笑い話にしようとしました。

ゆ、ゆ、ゆるせーん。遠くて高いオーストラリアまで来て、お目当ての選手の話が聞けないなんて決して笑い事じゃないんです。あぁ、やっぱりアジアでは日本の仕切りが一番。あとは日本でも記者室に詰めっぱなしになってしまう報道陣のために、カップラーメンでも用意してあれば最高なんですけど。あ、オーストラリアはアジアじゃなかった。

しかもホテルに帰ると隣のナイトクラブが1時まで大音量でライブ中。これって、この試合の原稿は書かせたくないという思いなのか? どうなんだ! どうなんだ、オーストラリア!!

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