Chibsonへの道(その6)

中国製Gibson似ギターの総称、Chibsonの購入までのお話し、第6弾です。

厳重に梱包されて、とうとうダブルネックギターがやってきました! 
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でかい! そりゃ配達員さんが配送車に積まなかったのもわかります。いや、わからないけど。

さっそく詳しく見ると、
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ギターにシミはありません。よかった、よかった……あれ?

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スイッチ折れてます(涙)。とりあえず6弦のほうだけチューニングして弾いてみると、音がびびってます。これは調整しないとダメなのでしょうが、自分でやる自信はありません。

ということで、クラフトマン常駐というクロサワ楽器町田店に行ってみました。ここでケースが大活躍。生身でこのギターを持ち歩く気にはなりませんし、ケースは非常にしっかりしたものでした。ボディの形状にもピッタリ合っているので、一緒に買っておいて良かったと思います。
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ここで店長の松浦一雄さんにいろいろ見方を教えてもらいました。一言で言えば「細部は甘い」とのこと。隙間があったり、フレットに削る目標となる赤い印が残っていたり。ピックアップの高さが違っていたり、フレットの浮きもあるようでした。

それでも店長から「7万ぐらいですか?」と言われて上機嫌。調整をお願いすると、なんと約1500円。さらに折れたスイッチを交換してもらうと約3500円。ということで、サクッとお願いし、2時間ほどで仕上げてもらいました。
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ここで 判明したのが、スイッチが予想していた動きと違うということです。てっきり12弦と6弦の間にあるスイッチが、どちらのマイクを使うのか切り替えるのだと思っていたら、12弦の前後の切り替えを行うスイッチでした。そして4つのツマミは右が6弦のボリュームとトーン、左は12弦用です。つまり演奏しているときに間違って別のネックの弦に触れると、その音も鳴るようになっていました。
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これって普通のダブルネックギターだとどうなんでしょ? まぁ、人まで演奏するなんて怖ろしいことはしないのでいいのですが。

ちなみに、「Kevin Shi Guitars」にも記事を書く目的で購入しているとは言っていませんので、「普通の」作りだと思います。また、クロサワ楽器にも諸々の費用はちゃんと払っています。2回目の訪問したときも、駐車場代を無料にするために、クロスだけじゃなくてピックも買って1000円超えるようにしましたし。ということで、ごくごく一般的な経験談です。

さて、買った後に困ったのがギタースタンドです。ダブルネック用のスタンドなんて置いてないし、そもそも作っているのかどうか……。ということで、普通のスタンドを2つ買ってきて自作です。

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部品代なんかで合計6000円程度。うーん予想外の出費。

そしてついに……。
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光を様々な角度から当ててみると、いろいろ細部の甘さがわかりました。だけど、この値段ですからね! 

さて、ここからは地味に練習を続けます。まずはダブルネックを持って立つ練習から。重い……。

で、このダブルネックの写真を撮りにやって来てくれたのが、「ラスカル高野」こと高野宏治カメラマン。

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で、担当編集者は絹見誠司さん。

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おいおい、ギターより目立ってませんか? って感じでした。
 

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