横浜FCvsC大阪 雨中の激戦ならではの戦いが
雨が降る中での試合となった横浜FCvsC大阪で、僕が座る記者席の真後ろに座っていらっしゃったのは、
青嶋アナウンサー。この方は本当にいろいろな現場に来て、自分の目で見て覚えていらっしゃいます。頭の良さに加えてこのフットワークですから、ちょっと恐れ多いのですが、いつもとても気さくに話してくださいます。
さらにこの日の記者席で右隣は早野宏史さん、左は代理人として有名な田邊伸明さん。どんなプレッシャーのかかる三角地帯(汗)。だけどお三方とも気軽に答えてくださるという素晴らしい経験となりました。特に早野さんは試合の展開と違うところをしっかり確認していらっしゃって、さすが違うという感じです。
さて、試合はピッチコンディションが悪く、足下を取られる選手が続出しました。先週土曜日の横浜FCvs札幌、日曜日のYSCC横浜vs相模原、そして今日と、さすがに三ツ沢と言えども滑る部分が出来てしまったようです。お互いにチャンスも少なかったのですが、こういう状態で見所なのは肉弾戦。絶対に自分ではできないぶつかり合いに、いつもとはまた別の息を呑む興奮がありました。
結局試合は0-0。
試合終了後、C大阪の田代有三選手は「ケガが治ってやっと先発できた」と喜んでいました。「東アジアカップと言えば、田代選手でしたね」と2008年の、当時まだ東アジア選手権と言っていたときのことを懐かしく話したのですが、当時と顔が変わらないのにもう7年も経ったとびっくりです。
横浜FCの大久保哲哉選手は、投入直後のトリックプレーを残念がっていました。前半、ベンチから見ていて穴があるのを見つけ、ハーフタイムに打ち合わせしたそうです。CKのボールをニアでヒールに引っかけるという技巧的なワザでした。大柄な選手の意表をついたプレーだったので、決まれば大絶賛されたことでしょう。もしかしたら、また別の試合で見られるかもしれません。