ハリルホジッチ監督の戦術を推測する(3)
ハリルホジッチ監督の初めてのメンバー発表の際に、注目を集めたのが手元の紙。カラフルに色分けされて「何が書いてあるのだろう」と興味を引いていました。
もちろん、カメラが狙っていないはずがありません。そこに書かれていたのはフォーメーション図で、その時点での監督の構想をハッキリ表していました。
上から優先順位の高い順番になっていると思うのですが、内田、長友、今野は黄枠で書かれていたので別扱いなのでしょう。バックアップ選手は赤枠でした。
中盤が3人で書かれていたのでドイスボランチの4-3-3。今後のトレーニングの中で優先順位が変わってくるのだと思います。
今日からの非公開練習ではこの紙からの変更がどうなるかということがポイントです。ちなみに、ワールドカップのときは、
でした。日本とアルジェリアは同じ4-2-3-1をベースとしていたのですが、戦い方はまるで違います。そのことを示すデータもハッキリと残っています。
(つづく)