ハリルホジッチ監督の戦術を推測する(2)

【走力】

練習初日のランニングでは、タッチライン1周を最初は2分20秒のペース、残りは2分のペースで走っていました。ワールドカップなので使用するピッチは105m×68mと決まっているので、最初は約150m/分、残りは170m/分というペースになると思います。

もしかすると、このペースや初日がランニングだったことは大きな意味を持つのかもしれません。

というのは、
Running

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とアルジェリアは日本よりも圧倒的に走力で勝っていたから。

日本が試合をした環境はアルジェリアに比べて悪かったというのはありますが、同じ29度の環境で戦ったとき、日本が10キロ以上走っていたのが3人だったのに対し、アルジェリアはフル出場7人のうち6人が10キロ以上でした。

昨日、報道陣の中から冗談で「フォーメーション練習だけ公開して、非公開の時にランニングをしてくれたらいいのに」という話が出ていましたが、もしかすると非公開練習の中で総力を挙げるトレーニングがかなりあるのかもしれません。

(つづく)

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