川崎vs鳥栖 鳥栖がよさを出さなかった試合
49分、レナトがゴールラインの近くからファーサイドにクロスを送ると、鳥栖は選手同士がぶつかってしまいました。そこに現れた田中が落ち着いて決め、川崎が先制します。
反撃に移りたかったとすでしたが52分、藤田が退場となり、数的不利となって勢いをなくしてしまいました。この藤田の退場については倒れている選手にぶつかってしまったのが2枚目の警告になったように見え、鳥栖としては理不尽な気になったでしょう。
さらに63分、小林が加点し川崎は突き放し、そのままゲームを終わられて2-0。川崎の試合運びの巧さが目立ちましたが、鳥栖の良さを出させなかったというより、鳥栖が自分たちの良さを出さないままに終わった試合になってしまいました。アウェイの柏戦のときもそうだったのですが、対戦相手の選手から「鳥栖はもっと厳しく来ると思っていた」と言われたのは、中二日の試合だったせいでしょうか。