千葉vs岐阜 関塚監督の理想としているのは……

試合は1-0で千葉の勝ち。自動昇格、あるいは最低でもプレーオフに進出するため、今は何より勝点がほしいだろう千葉にとって貴重な勝利でした。

ただし、岐阜を相手に圧倒するかというと、そうではなく、試合終盤こそゲームを支配したものの、最初は岐阜に攻めさせ裏を狙うという「後の先」を取ろうという戦いぶりに見えました。

一方、試合開始当初こそ動きのよかった岐阜でしたが、次第に動きが落ち、残り20分はバタバタになります。それでも70分間の戦いは千葉に対して互角以上に渡り合い、チームの方向性が未来を感じさせてくれるものでした。

 試合後、関塚監督に立ち話で伺ったところ、やはり理想としては五輪のときのように試合を支配して勝つ勝ち方だそうです。その意味では途中でチームを引き継ぎ、今はまだ形を作ろうとしているのかもしれません。

試合後、ラモス監督に話を——と思ったら、会見が終わるとそのまま、タクシーでどこかにお消えになりました(笑)。 

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