2014年09月03日のアギーレ監督練習内容と気付いたこと
今日から冒頭15分の公開となりました。たぶん選手の組み合わせを入れた戦術練習が行われたのでしょう。そこで誰が使われた、誰がサブだったと推測されるのがいやなのかもしれません。
たった15分間の練習公開ですが、歴代代表監督と違うのは、ジョグしたりステップワークをしたりという時間がないこと。そのため、どこからどう練習を組み立てていこうとしているのかを垣間見ることができます。
今日気付いたのは……
・組み立ての練習から入ったこと。前日、守備面の練習が入っていなかったので今日は冒頭から守備についての考え方を説明するのではないかと思っていたのですが、やはりパスワークからでした。明日は時間の短い前日練習で、そこではセットプレーの確認などをやるでしょうから、ウルグアイ戦には守備の考え方を説明だけして臨むのかもしれません。
・使用しているところが見られなかったコート2も正方形でした。サッカーコートは、全面で考えると縦長で、エリアを自陣、中盤、相手陣と考えると横長になります。歴代の練習では縦、あるいは横に長い長方形のコートを作って練習することが多かったのですが、今回はここまで正方形がベースになっています。 これが何を意味にしているのか、あるいは僕の深読みしすぎなのか、今後検証していきたい部分です。
・アギーレ監督、円陣のミーティングで必ず笑顔を見せています。これが続く限り日本代表はハッピーな状態といえるでしょう。
練習前のセッティング
ピッチに向かって左半分
コート1)
・18メートル×18メートルの四角形、四角形の中央にゴールラインと並行で2メートルの巾でコーン。
・四角形の頂点を左上から反時計回りにA、B、C、Dとし、中央に置かれているコーンをAとDに近い方をa、BとCに近い方をbとする。
・A~D、aとbに選手を配置し、さらにAにもう1人を置く、合計7人で開始。ボールはBとDに1個ずつ。
ピッチに向かって右半分
コート2)
・30メートル×30メートルの四角形で、それぞれの辺の中点にもコーン
15:59 選手たちが登場、先頭は本田と柴崎
16:01 円になって監督の話
16:03 コーチから連取内容の説明
16:04
使用場所:コート1
1) Bの選手がbにパスし、bの選手はダイレクトでBとCの中点にボールを落とす。
2) Bの選手は落とされたボールまで走り、Cにダイレクトでパス。
3) その後、Bにいた選手はbに移動し、bにいた選手はCに移動。
4) Cの選手はDの選手にパスし、Dに移動。
(以下はBをD、bをa、CをAと読み替え繰り返す)
16:10 スピードアップ
16:11 ストレッチ
16:12 逆回し
16:15 スピードアップ
16:16 ストレッチし、GKは別メニューへ
16:17
使用場所:コート1
・中央のコーンの代わりにビブスを着た選手を2人配置
・四角形の各辺とビブスの選手の間の合わせて5人の選手を配置
各辺の選手がパス交換しつつ、当てられるときは中央の選手にパスして使う。アンダー3タッチ
16:19 選手入れ替え
公開終了
以上