川崎vsC大阪 両チームに感じる危険な香り
派手なゲームでした。5分、C大阪が南野のゴールで先制すると、10分、13分、26分、45+1分と川崎が立て続けにゴールを挙げてあっさり逆転します。でも、前半4-1になったとき思い出したのは、川崎が昇格した年のナビスコカップ・アウェイの東京V戦。前半4-0だったのに後半攻め込まれて終わってみたら4-4というゲームでした。その試合を想起させるほど、この日は川崎も前半途中から落ちていきました。
すると——49分、74分にC大阪が加点して、たちまち4-3。ここで小林が81分、ゴールを決めて5-3と突き放しますが、84分、フォルランが見事なシュートを決めて5-4。それでもこの小林の点が効いて、川崎が勝ちました。
90分で9点見られた夏休みの花火のような派手な試合でしたが…… C大阪も川崎も、こんなにあっさり失点してしまっては浮上していくのは本当に厳しい。特にC大阪のバラバラ感は、シーズン終盤に向けて心配です。