【W杯】深夜便でサンパウロを出発!
メディアセンターが18時で閉まってしまいました。もう行くところがありません。メディアバスに乗っていったんはホテルの近くまで帰ったものの、その付近で時間を潰し、バスの予約が取れなくても困ります。
19時過ぎに覚悟を決めて地下鉄へ。暗くなった道をGoogle地図で事前に確認していた方向へ歩くのですが、なかなか駅が見つかりません。そう思ったとき、地下に入っていく人の波が見えたので後を着いていきました。正解! 無事地下鉄にたどり着きました。ただ、ホテルの人から言われていた駅よりも一つ先だったので、どこかで間違えたのでしょう。
この時間ならまだみんないるから大丈夫そうです。地下鉄の切符は窓口で買わなければなりません。乗るときに地下鉄だけなのか、バスに乗り継ぐのかなどを告げ、料金を払います。ちなみに地下鉄だけだったら一律3レアル(約150円)。この150円が苦しくて、地下鉄を無料にしろというデモが起こっているのですね……。
地下鉄の行き先案内は終点の場所が書かれているので、僕の場所からは「Tucuruvi」というやや混雑しているものの、ラッシュ時ではなかったため、無事に乗り込むことができました。アナウンスはポルトガル語意外に英語もありますし、入り口には路線が書かれているので駅の旅に確認して、いよいよ「ポルトゲーゼ・チエテ」駅です。
どっと人が降りました。進んでいくとたくさんの人がウロウロしています。
そのまま一番奥まで行くと、売り場がたくさんありました。行き先が書いてあるので、自分の目的地の書いてあるカウンターを探します。
事前にサイトで予約しようとしていたけれど、外国人は直接窓口へ、と書いてあった会社へ。
英語を話せますか? と聞いて「イエス」と言ってくれました。これで一安心。
この彼がぺらぺらでした。
この時点で20時過ぎ。まだ人はたくさんいますが安全なのでしょうか?
「ここは安全?」
「とても安全だよ。それに、この先にうちのラウンジがあるから、そこにいればいい」
ホッと一安心。と思ったのですが、ラウンジに入るのに係員はチェックも何もしません。みんな勝手に入って勝手に出て行きます。セキュリティがしっかりしているとは言えないでしょう。さらに23時になったらクローズされてしまいました。
これは人がいるところをウロウロして過ごすしかない。そう思って店を見ていると、
ウルトラマンシリーズもありました。その横のヒーローも日本製でしょうか。さらに!
スペクトルマン人気です。他のキャラクターに比べるとやたらに頭が大きいのも忠実に再現されています。
バスの乗り場は50カ所。さすが南米一と言われるサンパウロのバス停でした。飛行機のように出発するプラットフォームが掲示板に出てきます。
時間の15分前には乗り場へ。
バスが来たのをみてドアを開けて入ります。小さなスーツケースを持って行ったのですが、下の荷物入れに入れられてしまいました。コロがあると荷物室に入れるようです。
そこで荷物を受け取った人が、スーツケースとチケットの下にシールを貼り、もう1つシールを渡してくれます。シールのある部分のチケットを係員が切り取って受け取り、パスポートを確認して中には入れます。手元に残った青いシールは最後に荷物を受け取るときに必要です。
安心とまではいきませんでしたが、何とかバスに乗りました。あとは起きたらリオのはず!