【W杯】反省すべきは我に(も)あり

日本がなぜグループリーグで敗退してしまったのか。選手や監督は反省や後悔の弁を述べました。

だけど、それで終わりだと結局は個人の問題に集約されて終わりになり、同じ間違いを繰り返すことになりかねません。だいたい、今回は2006年を思い出させる展開となってしまいました。それこそ同じ間違いを繰り返してしまったのではないかと考えるべきポイントでもあります。

日本サッカー協会も監督選定のプロセスや基準、スケジュールやサポート体制まで含めて、きちんと総括しなければならないでしょう。この敗退でサッカーがなくなることはないにしても、日本サッカー界やその周辺産業に対して大きな影響を与えたことは間違いありません。

ただ、それと同時に報道する立場だった私も自分の姿勢を総括しなければならないと思います。
・ザッケローニ監督の人柄のために追求する姿勢を甘くしなかったか
・成績や勝利だけに満足し、課題の追及を甘くしなかったか
・厳しい記事を書くことで読者の反発を怖れたのではないか 
・厳しい記事を書くことで仕事の発注がなくなるのを怖れたのではないか
・選手個人の資質と性格を混同しなかったか
・日本サッカー協会のサポート体制に対してもっと追求するべきではなかったのか
・ドラマを追いすぎてサッカーを追うのが少なくなっていなかったか
・何より自分はサッカーのために役に立っていたのだろうか

自分で廃業しない限り、選手と違って僕には引退がありません。毎大会が終わる度に反省ばかりですが、今回はとくに心に刻みつけなければいけないと思っています。 

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