【W杯】日本円をブラジルレアルにするに一番お得なのは?(修正あり)
どこでどうやってレアルを手に入れるのが一番得なのでしょうか。5月29日現在、1万円がどれくらいになるか考えてみます。
まず簡単なのは、日本で円をレアルに替えること。
成田のGPA外貨両替専門店では1レアルが53.20円、つまり1万円は約188レアル。
五反田のブラジル銀行では1レアルが52.20円、1万円は約192レアル。
現地では円が使えることは少なく、日本でドルに換金し、ブラジルでドルをレアルに換金するという手があるようです。
東京三菱UFJ銀行では1ドルが101.82円、1万円は約98ドル。
GPA外貨両替専門店では1ドルが104.19円、1万円は約96ドル。
ブラジル銀行だと1ドルは102.75円、1万円は約97ドル。
ブラジル銀行は1ドルが2.1756レアルなので、約97ドルを換金すると約212レアル。これは直接円をレアルに替えるよりも20レアル、つまり約1000円ぐらいお得ということになります。
これなら、現地でさらにレートのいい両替商を探すとさらにお得になりそうです。
現地でクレジットカードでキャッシングすると、VISAの場合、1万円までの手数料はATM使用1回につき108円、それ以上は216円かかり、さらに支払日までの利率は年18.0パーセントです。返済期間は最低でも19日、長いときは56日ありますから、約100円から約270円程度の利息を払うことになり、2レアルから6レアルぐらいの差は吹き飛んでしまいます。クレジットカードも年会費が発生していることがあります。1万円のキャッシングだと約217レアルになりますが、利息を考えると他とあまり変わらなくなりそうです。
ちなみに、現地でデビッドカードを使って現金を引き出すと、1レアルが45.56円。ただ、ATM使用料が1回につき108円かかり、さらに3パーセント程度の手数料がかかりますから、1万円は約210レアルになります。また、現地ATM設置会社が数百円の利用手数料を取ったり、デビットカードは年会費が1080円かかっているので、その点も考慮しなければなりません。
ついでに新生銀行のキャッシュカードは海外での引き落としにも対応している(要設定)のですが、手数料が4パーセントなので、1万円は約211レアルになります。
つまり、今回は現金については
1. ドル建てで持って行く
2. 現地ではクレジットカードの締めから支払日が近い場合はクレジットのキャッシング
3. デビットカードで下ろす
3. 支払いサイトが長い場合はクレジットカードでキャッシングする
というのがよさそうです。
※VISAの変換レートはここで確認できます