試合前日のミックスゾーンで聞いた話

内田篤人
「ケガしたのが確か2月9日で、覚えていますけど、それ以来なので。出るか出ないかわからないし、出たら何分出るかもわからないけれど、お客さんが入って試合をするのは普通の紅白戦や大学生とやるのとは違うので。やっぱり三つ、本番まで大事じゃないですか」
「考えずにボールを持ったら感覚でやるんじゃないですか。時間も経つし、プレッシャーも早いほうがぱっぱと出来るので、まぁ感覚でやるんじゃないですか」
「(90分できるコンディションですか?)どうなんですかね。紅白戦でも10分ぐらいなので、明日、雨ですよね、ピッチも滑ってというのはあるでしょうけれど、それも含めてのワールドカップなので、そういうのを考えずにやりたいと思います」
「もうだいぶ足も出てくるようになってきましたし、言い練習も出来ているので、疲れも取れれば体も動くという確信もあります」
「暑さもありましたし、その中でもある程度やれたかなと思っています」

酒井宏樹
「(日本代表に)選ばれるかどうかドキドキしていました。内田さんもケガがありますけど、自分もケガしていましたから。ただ、それでもずっとやってきていましたからね。やれるとは思います」

伊野波雅彦
「今、これまでで一番いい状態です。メンタル的なコンディションも、フィジカル的なコンディションも良い。やりますよ。やれると思います」

遠藤保仁
「ハードに鹿児島でやっているので、それなりに、多少の疲れはありますが、ワールドカップからの逆算してのことだと思いますが、あまり考えずにやりたいと思います」
「四年前は流れとしても良くない時期でしたし、直前の試合はほとんど負けていたので、そのときと状況はもちろん違うとは思いますが、やるべきことをやっていきたいと思いますし、いい内容といい結果を伴ってアメリカに行きたいと思いますし、今持っているものをすべて出し切ってアメリカに行きたいと思います」
「(4年前からどこが進化していますか?)うーん、わからないですね(笑)。4年間いろんな経験を積んできたのは間違いないと思います。それ以外はあまりよくわからないですね」
「(青山と山口は)基本的に組む選手が代わっても自分の役割は変わらないと思っていますし、その入った選手の持ち味を出せばいいと思っていますし、ただチーム全体のバランスを考えたときに、しっかりといるべきポジションにいるというのを考えてはいます。2人とも全体的にバランスの取れたボランチだと思っていますので、まぁ蛍と組むから自分はどうしようとは思っていません」
「4年前がどうこうというのは一概に今回当てはまらないので、あまり参考にならないと思っていますし、前回ワールドカップを経験した選手が中心選手で残っていますし、そういう選手が気を引き締めて良い雰囲気を作っていけば、初めてワールドカップに出るメンバーも事前にそういう雰囲気を感じてチームが良い方向に向かっていくと思っているので、いい練習が出来ていい試合ができることもあればできないこともあると思うのですが、そのときそのときで感じたことを整理して、日々のトレーニングにつなげていければいいと思います」
「まずは自分たちの戦い方をしっかりと示すというのが大事だと思いますし、対戦相手も本番とは違うので、すべてが仮想ギリシャとか、仮想コロンビア、仮想コートジボワールというわけにはいかないので、そこで重要になってくるのは自分たちの戦い方で、そのまましっかりといいゲーム、いい内容で、相手がどこであろうと初戦にしっかりと自信を持って臨むという体勢を作れればいいと。練習試合でも親善試合も相手がどこであろうと関係ないと思います」
「明日のゲームは間違いなくそこに重点を置くと思っていますし、いろんなプレッシャーもあると思いますけど、明日は国はギリシャに近いですけど、ギリシャと同じ戦いをするわけではないですし、いかに自分たちのいい形を作っていいリスクマネジメントを出来るのが重要かと思っていますが」
「徐々に雰囲気も高まってくるとは思いますし、いいプレッシャーもかかっているとは思いますが、まぁ二部練習でそこまで考えている余裕もなかったからだと思いますが、明日になるとちょっとそういう雰囲気になると思いますし、初日からこれでワールドカップに向かうという高いモチベーションといい雰囲気を作っていけたと思うので、あえてそういうのを出さなくても経験者がそういうふうにチームを引っ張っていければいいと思いますし、アメリカに行けばさらに雰囲気も高まってくると思うので、まぁ何となく始まって何となく終わるというのだけは避けたいと思っています。最初の笛が鳴るときの全力で自分たちのいい部分が出来れば。過信はダメですが、いい自信を持ちながらアメリカに行けるのではないかと思っています」
「当然みんなが(先発したいと)思っていると思います。ただ、チームが勝つために何をするかというのが最大限の仕事なので、先発でも途中出場になっても自分の持っている者をチームのために出せるというのが大事だと思います」
「練習は非常に良い雰囲気が出来ていると思います。いいパフォーマンスを出せればいいと思います。どういう内容であれ、チームとしていい形になれば。悪いところも出てくると思うのですが、一戦一戦本番に向けた準備が出来ればそれでいいと思います」

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