日本代表候補合宿2日目 ポゼッションを中心としたメニュー

わずか7分のウォーミングアップの後、センターラインから両方向約20メートルのところにラインが作られ、2組に分かれて行われたのは手でパスしながらラインを突破するメニュー。

ビブス無し(4-2-3-1)
DF:塩谷司、鈴木大輔、水本裕貴、槙野智章
ボランチ:高橋秀人、青山敏弘
MF:石原直樹、高萩洋次郎、齋藤学
FW:川又堅碁

ビブス(4-2-3-1)
DF:今井智基、昌子源、山下達也、安田理大
ボランチ:長谷川アーリアジャスール、柴崎岳
MF:工藤壮人、南野拓実、原口元気
FW:豊田陽平

途中でラインを突破したパスを足でコントロールすると1点というルールが加わりました。

続いて同じシチュエーションで今度は足を使います。 CB2人ずつはラインより下がり深さを作ってもよいという設定でした。突破できたときは、FWとMFは飛び出して(DFはなし)シュート。

途中からは2タッチというルールが加わりました。

ここでザッケローニ監督が確認していたのは、「ボールを素早く回す」ということと「縦にボールを入れられるときはちゃんと入れる」ということ。また、「ポゼッション!」という声も飛んでおり、日本代表のパス回しのスピードとコンセプトをきちんとこなせるかというチェックも行われていたのでしょう。

次に両ペナルティエリアを除いた縦の長さにして、今度は3タッチでゲームが行われます。これは考える速さとともに動きの正確さも問われるメニューでした。

面白かったのは、ここでトップ下の選手をFWに上げ、2トップの4-4-2にしたこと。FW2人で相手のCB2人を抑えるという守備の方法を確認していました。リードして相手が反撃しようとしているときにFWを2人にし、CBに攻撃参加させないとか、あるいは点を取りに行くシチュエーションなどが考えられると思います。3-4-3はやりませんでした。

泣いても笑ってもあと1日。「悔いがないようにしたい」というのは安田選手の言葉でした。 

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