横浜FCvs山形 チームの腰を支える選手

26分、横浜FCのボランチ松下が負傷し、交代を余儀なくされました。そこで山口監督は寺田をボランチに下げ、野崎を左サイドに移して黒津を投入し、トップに入れます。すると27分、黒津のポストプレーから小野瀬が相手のプッシングを誘いPKを獲得。それを小野瀬が自ら決め横浜FCが先制しました。

後半に入り山形も反撃します。62分、クロスを中島がヘディングで決めて同点としました。そのまま山形が押し込みかけていた70分、ドウグラスが素晴らしい出足でパスカットすると、善戦に走り込もうとしている黒津の足下へ、DFの足をかすめるようなパスを通します。黒津は右にかわすふりをして1人と入れ違うと、もう1人をかわしゴールへ流し込みました。そしてこれが決勝点となります。

この試合で目立ったのはベテラン3選手。GK南はファインセーブを連発しピンチを救い、安英学は最後まで献身的に中盤の穴を埋め、黒津は2ゴールに絡みました。

山形の石崎監督は「南といい、黒津といい、昔からオレは教え子たちに手をかまれる」と嘆いていましたがそのとおり。ただし、山形も時間帯によってはチームが見事なハーモニーを見せていたので、その時間をどこまで延ばせるかが、今季の成績に直結するのではないでしょうか。 

写真は今井カメラマン。試合前にこんな幸せそうな笑顔を見せていただいて、いつも癒されています。
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