開幕前に押さえておきたいこと その1 レフェリング
年に1度、今年の判定基準をメディア向けに説明してもらうコンファレンスがあります。
「2014スタンダード」。これを受けないでレフェリーに文句は言えない! と参加してきました。いきなり20問のテストがあり、Jリーガーで平均が11問正解程度だそうです。最高でも14問正解となかなか難しい。そりゃそうだろう、と思うようなことがありました。
2年ほど前から、ブロックに行くとき、手を上げていると「手に当たるのを期待している」と厳しくファウルが取られるようになりました。去年まではリフレクションがいきなり当たるなどよほどアクシデントっぽくないと否応なくイエローカードだったのですが、今年は違います。なかなかイエローになりません。
他にもボールにプレーしようとしているのかファウルをもらいにいっているのか、迷うような場面がたくさんありました。実際、講師の方も「これは実際の試合ではファウルなしでしたが、見解としてはファウルです。ただ、ファウルなしというのも考えられます」とまだ難しい模様。
また、カードの色がイエローなのかレッドなのか、なかなか迷う部分がたくさんありました。去年までの基準をしっかり覚えていると、間違ってしまいます。
例年このブログで書いたりコンファレンスでお願いしたりするのですが、ぜひこういうビデオを作って試合前にオーロラビジョンで流してほしいものです。それがルールの周知に繋がり、観客からの疑問の減少に結びつくと思います。すっきりしない気持ちでスタジアムを去ることが少しでも減れば、よりサッカーのおもしろさに注目してもらえると思うのですが。
僕は12問正解でした。悔しいから、「これって基準がよくわからない!」と書いておきます。