どうしても会ってみたかった人

昨年来、どうしても会ってみたかった人がいました。ブログやツイッターで不遜なことを書いたとして叩かれていた人物です。

今まで1対1ではほとんど話したことがありません。ですが、昔試合後に取材した限りでは、朴訥で素直で、言葉に飾りをつけるのを好まず、ただ時折九州人らしい強い語句を選んでしまうという印象でした。昨年からの報道を見ていても、どうしても彼の本心が本当に書いていたとおりだったのかわからなかったのです。

ただ、彼は誰も代理人をつけておらず、今は無所属のため、その後の「本心」というのが何だったのかという情報が出てきていませんでした。もしかしたら、単に武骨だったのだけではないだろうか。同じ九州人として少々気になるところがあり、このまま埋もれて行くには惜しいとも思い、共通の知人がいないかどうか調べていました。

何とか知り合いが見つかって、アポイントを取ってもらった結果、やっとお茶を飲みながら初めてゆっくり話ができました。話してみると、思っていたよりも遙かに深みのある話でした。小さいころからの話がたっぷり出てきて濃い時間を過ごすことができました。

内容が深く幅広いのは間違いありません。21年の歴史が詰まっていますから。 さて、この話をどこに掲載できるのだろう——。

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