なでしこ合宿初日 大声を張り上げる佐々木監督
22日、長崎でのナイジェリア戦を終え、なでしこジャパンが千葉にやってきました。メンバーが多少入れ替わり、3日間の練習の後に、もう一度ナイジェリア戦を戦います。
その新しいメンバーが加わった合宿初日、選手たちのデータ測定からスタートです。男子でも恒例のハートレートモニターをつけたシャトルランが終わると、左右のパスの飛距離、正確性、中間地点もすべてタイムを計測するランニングスピード、左右のターンを含めたダッシュの時間測定と続きました。
そこから3-4-2の紅白戦。ピッチの縦巾が両ペナルティエリア分短くなっていたので展開が早くなります。佐々木監督は観客席に登って「もっと球際に厳しく行く!」「もっとアプローチしろ!」と声を張り上げていました。
ステラから選ばれた吉見選手は紅白戦、右のアウトサイドで登場。10分ハーフの後半、ゴールを挙げたのですが、その後ラストパスを相手守備陣に引っかけられ、そこからの展開でゴールを許すことになってしまいました。
「あんな高い位置で奪われてもゴールに結びつくんだとわかりました」。本人もビックリの様子でしたが、まずはいろいろな感覚の調整を行っているようです。