川崎 久々の練習取材で確認したこと
先日、一つ大きな仕事が終わってやっと練習取材を再開することができるようになりました。やってきた川崎の練習取材で、どうしても確認したかったのは、けが人の回復具合と精神状態。
今年、開幕前に「やっと治ってきましたよ~」と手を取り合って喜んだ小宮山選手も、本当に復帰できて「まだまだ80%とは言えないです」と言っていたものの、表情はグッと明るいし、今後に期待が出来そうです。
矢島選手はプレーしているものの、まだ少し様子見の状態のようです。「痛みがないのを確認しながら上げていきます」と言ってましたが、あんなに頑丈な体の持ち主が恐る恐るというのは辛いだろなぁとまだ少し心配です。
西部選手もここにきてまさかの負傷。でも軽そうです。本人の表情も明るく、一安心。
大島選手はみんなの練習が終わった後にピッチに出て軽めにボールを蹴っていました。「すみません、今日は用事があって~」といつものあのキュートな笑顔で小走りに帰っていったので、そう遠からず復帰できるのでしょう。
それから薗田選手。去年からケガが続いて辛かったろうなぁと思って話を聞くと、とても落ち着いた答えが返ってきました。秘密は先輩からのアドバイス。寺田周平コーチが薗田選手に言ったそうです。「焦るな。自分は焦って2回手術をしなければならなかった。回復した後でも間に合う。遅咲きの選手になればいいじゃないか」。ケガで2年半ほどプレーできなかった時期があり、33歳を目前にして日本代表に初選出されたコーチが言うのです。説得力があるなぁ。
練習が終わった後のピッチにすごい数のカラスがいます。そしてある時間になるとみんなサッと引き上げていきます。もしかして、彼らも何かトレーニングでもしているのでしょうか。