【東アジアカップの旅05】どんなところが練習場かと言えば
ソウル駅から地下鉄を乗り継いで約1時間。そこからさらにタクシーで約20分、9000ウォン(900円)。そこが今回の練習場所です。
サッカーコートが7面。すべて芝ですから非常に整っていると言えるでしょう。ここで、参加している男女8チームがトレーニングを積んでいます。普通、前日はスタジアムで公式練習を行い、記者会見があるのですが、今回は前日練習の時間も試合が開催されているケースもあるので、すべてここで練習することになっています。
今日は霧がかかっているような、空気の密度が濃い1日でした。このようなピッチが連なっているので、非公開練習のしようがありません。それは練習を取材する側に取ってみるといいことです。この日も、どんなコンセプトでプレーするのか、誰がスタメンになりそうなのか、しっかり見ることができました。ですが、他の国の人たちもしっかり見ているのですから、大会を勝ち抜くというためにはあまり良さそうではありません。
ところで、練習場のこの山を越えて少し行けば、
もうそこは朝鮮民主主義人民共和国です。かくも近い場所に同じ民族が住んでいて対立しているという現実を考えざるを得ませんでした。