湘南vs柏 ここが湘南の正念場
前半、お互いに1度ずつの決定機を決められません。湘南は高山薫選手が狙ったもののゴールをおそえず、柏は工藤壮人選手が狙ったものの、GK安藤駿介選手に弾かれました。
後半に入るとギアを一つあげた湘南が先制します。61分、カウンターからディフェンスラインの裏に抜け出した亀川諒史がしっかりと決めました。
ところが、そこから次第に湘南の運動量が落ちてきました。相手をかわしてタメを作るタイプではない湘南にとって、どれだけ「インテンシティ」が高いかというのは重要ですが、さすがにこの暑さでは長続きしません。
ネルシーニョ監督はじっとその時を待っていたような感じでした。失点直後から少しずつ選手を入れ替えます。そしてゆっくりと主導権を奪い返しました。そして80分、クロスから田中順也選手が同点に、そしてそのわずか1分後にはCKから近藤直也選手が逆転に成功します。
湘南はもう一度ギアを上げようと奮闘し、アディショナルタイムで馬場賢治選手が狙いますがそこまで。1-2で敗れてしまいました。
どんどんギアを上げていくサッカーで湘南は昇格してきました。J1ではさらにギアを上げ、90分を乗り切らないといけないのでしょう。この暑さが正念場。昔は、花火が上がる季節になったら湘南は盛り返す、という感じだったのですが。