Jリーグ秋春制について
急転直下、Jリーグが秋春制に向かって動き始めました。
現状、ヨーロッパのカレンダーを中心に世界のサッカーの日程が組まれており、それに合わせないと試合日が足りない、というのが一番の大きな理由だそうです。
インターナショナルマッチデーで代表選手が取られる週にはナビスコカップを入れるなどして工夫していたのですが、ACLが入ってきて、アジアのカレンダーを睨みながら日程を組まざるを得なくなり、確かに苦労していたと思います。
この問題は10年以上前から議論されてきましたし、そのたびに積雪地帯のことを考えて先送りになってきました。スタジアムには屋根をつけて雪の影響がなくなったとしても、そこまで行くインフラまで整備できるのか、練習場も整えられるのか、と言われていました。
それから、寒い中で試合を開催すると観客が減るのではないかとも言われていたと思います。
じゃあ、もしも各スタジアムが冬でも試合が開催できる仕様になり、スタジアムまでのインフラが整備され、凍えないでプレーが見られるようになったとしたら……。雪国のクラブが冬でもしっかりとした練習場でトレーニングできるようになるのだったら……。もしそれが出来るんだったら、これまで寒さでサッカーが出来なかった時期も楽しめるようになるのです。長期的に考えると、そちらのほうがいいのかも。
ということで、僕はこれまで出ている問題点を解決できるのなら賛成です。もしそんな計画だったら巨額の費用が費やされると思いますが、赤字国債は勘弁してね。