柏vs水原 思惑が一致した結果
試合後、鄭大世選手が言っていました。
「最低限と思っていた勝点をとれたのでまだよかった」
3連勝している柏は無理する必要がありません。水原もこれから勝点を積み上げなければならないのですが、アウェイ戦なので0よりもせめて1点奪って帰りたいという気持ちが見えました。
おまけに両チームとも連戦で「本当に疲れています」と大世選手が言うように、動きも重い。となると、お互いに無理はしません。 枠の中に飛んだ決定機は、僕が数えた限り0。枠を外れたりブロックされたりした好機を数えると1対1でした。
日韓戦ですから、そういう思惑とは別の熱い戦いが見られるのではないかと思っていましたが、そうではありませんでした。お互いの実力を認めつつ、そのぶん慎重な戦いぶり。それはそれでうれしいものの、ちょっと寂しくなったような。