川崎Fvs大分 ピンチを招いたのはお互いに……とあの方もいらっしゃってました
川崎Fvs大分は、大分が先制したものの、川崎Fが追いついて1-1のドローに終わりました。川崎Fは前節の失点のうち、2点がボールを奪われたところからのショートカウンターだったのですが、この日の立ち上がりもなぜかパスが落ち着かなかったりボールが足下に入りすぎたりして不安定でした。その間に大分がどんどん攻めます。そして28分、チャンスにたたみ込んで最後は安川有選手がネットを揺らしました。
ところが大分はここで一気に消極的になります。もともと川崎Fの3トップをDF3枚で受けるというシステム上のミスマッチがあり、そこを両サイドMFの豊富な運動量でカバーしていたものの、一気にラインを下げさせられてうまく前に出られなくなってしまいました。そして次第に集中力を欠くようになってきます。
さらに後半、川崎Fが中央の小林悠選手と右サイドの大久保嘉人選手のポジションを替え、大久保選手がちょっと下がってうまくボールをキープして大分を混乱させます。53分、右サイドからのクロスをゴール前に走り込んだ大久保選手が芸術的なトラップで前を向き、同点ゴールを決めました。
その後お互いに攻め合いますが、どちらもフィニッシュの精度を欠き、また体を張った守備もあって結局そのまま終わりました。どちらのチームもピンチを招いていたのは自分たちのミスから。 大分は前節もミスから決勝点を奪われていて、後半の集中力はJ1の水に慣れることで上がってくるのでしょうが、一日も早くそうなってほしいと思います。
ところで、この試合には山岸舞彩さんも来ていらっしゃいました。
Jリーグタイム、サンサタスポーツを経て、今度はニュース番組に進出です。そう言えば、昔経済ニュース番組をやっていらっしゃいましたから。ニュース番組でのスポーツはスポーツ局が作製することがあり、もう取材としては現場にいらっしゃらないかもしれません。この日のミックスゾーンにも山岸さんはいらっしゃって、他の記者と一緒に選手に質問したりメモしたりしていらっしゃいましたが、これが見納めかなぁ。
と思っていたのですが。
山岸さんは選手に挨拶していらっしゃった中で、「今後はプライベートで来ますからよろしくお願いします」と明るくおっしゃっていました。「やっぱり私はサッカーがおもしろくて」と。うれしいなぁ。こうやってサッカーを好きになってくれた方が、どんどん活躍してくださると、きっともっと光が当たるようになるでしょうね。
で、今日は写真を撮るのを忘れてしまいました。そこで彼女が現場に来始めたころの写真を再掲しておきます。
この頃からノートがすごかったのを覚えています。わずか1行の言葉を番組で話すために、試合展開から見えたことを3ページ。しかも誰にも教わらずに模索していらっしゃいました。舞彩ちゃん、今後も頑張れ~!!