ダノンネーションズカップ in Japan 2013 大阪大会には
ダノンネーションズカップ in Japan 2013が始まりました。大阪、愛知、特別予選in宮城、東京と予選大会が開催され、それぞれの大会で勝ち残ったチームと、去年の成績でシードされたチームが決勝大会で争います。優勝したチームは、秋の世界大会に出場します。今年はイングランド・ロンドンが会場と言うことで、まだ発表されていませんが、もしかするとスタジアムは……。
さて、今日はいつも元気な大阪大会の取材に行ってきました。
始まる前からすごい熱気です。実はこの大会では全部で96チームの出場枠があるのですが、今年は応募が300チームを超えたそうです。不公平がないように抽選で選ばれた、幸運なチームが集まって世界を目ざしているので、それはこの時点で熱を帯びますよね。
そしてそこにはこんな人が。
大宮アルディージャジュニアのコーチとして、森田浩史さんが来ていらっしゃいました。鳥栖、大宮、新潟、甲府、タイ、長崎で活躍した元選手です。相変わらず大きい。当たり前か。現役時代より、一層温和な表情になっていらっしゃいました。
そして決勝戦前にはスペシャルゲスト。
北沢豪さんと森島寛晃さんです。話がうまい。北澤さんはもうずいぶん長いことテレビの仕事をなさっているのでよくわかるのですが、森島さんは天賦の才を感じました。2人が話しているとき、ものすごい数のシャッター音がしていました。
ところで、決勝大会進出を決める試合の際、東京から参加していた多摩平Jrサッカークラブは10番の選手を出場させませんでした。グループリーグでは際立ったプレーを見せていたので不思議だったのですが、 どうやら負傷していたようです。残念ながら多摩平は負けてしまい、30・31日に駒沢で開催される決勝大会には出場できなくなりました。
試合後、監督にお話をお伺いしたところ「この年代ですから、無理をしてプレーさせない方がいいと思った」とおっしゃっていました。現在、ダノンネーションズカップは募集96チームに対して申し込みが300チームを超えるとのことです。まず抽選に当たらないと参加できませんし、決勝大会のベスト18に入らないと、その翌年のシード権はもらえません。それなのに、大阪に来てまで参加した大会での、欠場させるというその決断こそ「ナイス・プレー」だったのではないでしょうか。
閉会後、多摩平の監督は、深夜2時到着予定だと車を運転して走ってお帰りになりました。熊本からのチームも車で深夜2時到着予定ということでした。どうかみなさま、お気をつけて。