横浜FCvs草津 クラブの狙いとは違った方向ではなかったのか
試合は3-0で横浜FCが快勝。8節まで最下位だったチームとは思えない仕上がりぶりで、一気に5位までジャンプアップし、プレーオフが見えてきました。山口監督の手腕が冴えたということだと思います。ただ、山口監督へのプレッシャーはとても大きいのでしょう。今日はスタジアム入りするところから一度バスに乗り込むまで、僕の前では硬い表情が変わりませんでした。
一方の草津はいいところがほとんどありませんでした。頑張りも個人的なものが目立つばかり。選手もやりにくかったと思います。
というのも、副島監督の退任がすでに発表されたのですが、次の監督が誰になるかわかっていません。選手もよく知らないようでした。誰が今年の選手を評価し、どんな方針で来季に臨むのか。もう昇格も降格も関係なくなった選手にとっては、今後自分がどう評価されるのかというのが一番の関心事のはずです。でも、それが誰によってなされるのかわからない。
クラブは3年間指揮した副島監督の退任を発表することで、チームに刺激を与えようとしたのかもしれません。ですが、この試合に限っては、むしろ逆目に出たのではないかと思います。
そして副島監督、お疲れ様でした。次のご活躍を楽しみにしております。