女子関東大会初日 ノジマは終盤に2ゴール

緊張感ありましたよ。選手も周りも。

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ノジマの山内さん。会社の中ではとても偉い方です。ですが、「3日間埼玉に出張」という稟議を通して会場に来ていらっしゃいます。具合が悪いんじゃないかと思うくらい、表情がこわばっていらっしゃいました。「選手は口に出さないけどプレッシャーを感じてるようです」とおっしゃっていましたが、山内さんもすごいプレッシャーを受けていらっしゃるようでした。

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菅野監督はすごいシリアスモード。話しかけられません。

試合は前半、ノジマステラが序盤を制するものの、シュートを力んだり、GKとの1対1で相手に当ててしまったりしてゴールを奪えません。 すると相手のミドルシュートがバーに当たり、ここから一気に形勢を逆転されてしまいました。自分たちのミスと縦のバランスの悪さから尚美学園大学が主導権を把握します。そこで失点をせずハーフタイムを迎えることができたことが、ノジマステラの勝因の一つでしょう。

後半、やっと動きの固さが取れたノジマステラでしたが、なかなかゴール前まで進出できません。ですが後半25分、左サイドを尾山選手が突破、中央で井上選手がプッシュし待望の先取点を挙げます。さらに後半39分、交代出場した西村選手が右サイドを突破しクロスを入れるとペナルティエリアの中で井上選手がキープ、ゴールに向い様に放ったシュートが逆サイドのネットを揺らし、追加点を挙げました。

試合後、気になったのは菅野監督がどうやってハーフタイムにチームを立て直したかという点。選手たちを褒めたそうです。守れたのはチームとして戦っている証拠だと言って。それで落ち着きを取り戻したんですね。

試合後、菅野監督はいつもの温和な表情で選手みんなに声を掛けて回っていました。
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カラーコピーで作ったデカユニフォームを持ったサポーターさんも来ていました。

さて、明日はどんな試合になりますか。山内さんがもっと青い顔をして会場にいらっしゃるのは間違いありません。

さて、この試合以外にもゲームを見たのですが、その中で気になることが一つ。技術の乱れを荒々しさでカバーしようとするプレーが多い試合がありました。過剰な力を込めたタックルやチャージは警告の対象のはずなのですが、流されます。他にもGKが倒れながら持っているボールに足を伸ばし、届かなかったらもう一度伸ばして蹴ろうとするなど、たぶんJリーグだと退場です。選手保護の立場から、審判には勇気を持ってカードを出してほしいと思います。ちなみに尚美学園大学さんは、そんなラフプレーよりも、きちんと反復練習を積んだであろう正確なパスが目立っていました。

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