ノジマステラ神奈川 1回戦を突破するも見え隠れするピンチ

ノジマステラ神奈川が全日本女子サッカー選手権大会、神奈川県予選 の1回戦に登場。この大会で神奈川県代表の座を射止めることができたら、ノジマステラは一気にチャレンジリーグ(なでしこリーグの1ディヴィジョン下のリーグ)参入決定戦参戦が狙えます。そういう意味ではリーグ戦にもまして重要度の高い大会なのですが、トーナメントということで気が抜けない戦いです。

この日の相手は元気いっぱいの藤沢清流高校、すごい声量の応援団もいます。ノジマステラは序盤、ボールが収まらず落ち着きのない展開を繰り返します。藤沢清流も組み立てられず、かといって一本の縦パスではノジマステラを割ることができず、じりじりとした前半となりました。

それでも前半、ゴール前でうまくフリーになった15番の長澤選手がシュートを決め、ノジマステラが先制点を挙げました。この1点が効いたのか、ノジマステラは落ち着きを取り戻し、逆に藤沢清流は焦りが前面に出て、後半、ノジマステラが13番川原崎選手の4ゴールで一気に突き放しました。

川原崎選手は、前日の練習で素晴らしいゴールを決め、ちょうど見学していた僕の横を通ったので僕が親指を立てると、にっこりとこちらをみて親指を立てて通り過ぎていきました。その好調ぶりが持続したと言えるでしょう。

ところがノジマステラには不安な現実があります。それは人数不足。15人のメンバーのうち、なんと3人が負傷中です。この日の試合でも前日、途中から別メニューだった選手を投入していました。もしもこれ以上負傷者が出たら……。実は結構、暗雲が立ち込めているのかもしれません。うーん、これは2回戦も必見かな。えっと、これステマじゃありません。ステラです。 

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