横浜FMvs磐田 栗原選手やはりキャラはそれ?

横浜FMvs磐田は、メンバーが替わった磐田がなかなかいいところを作れず、84分、横浜FMが栗原選手のクロスを小野選手が決めて勝利を収めました。

磐田の攻撃のアクセントになろうとしてた駒野選手でしたが、次第に低い位置に押しとどめられるようになってしまいました。
「セカンドボールが拾えませんでしたし、メンバーが替わったことでうまく試合には入れませんでした。味方同士の距離感などで相手のほうが上回っていたと思います。うまくボールを回せば崩すことはできたのですが、相手に引かれて中盤の右のサイドとボランチでうまくパス交換できなくて崩せませんでした。いつもよりポゼッションができなかったので、自分たちの時間帯がなかったかと思います」

そしてこの試合がJ1出場200試合目となった谷口選手は、こう振り返っています。
「今日の試合は攻守にわたってみんなの良さが出たと思います。いいところを押さえられたというか、自分のサイドには駒野さんがいたのですが、そこをうまく抑えられました。周りとのいい関係で守れてよかったです。(200試合は)そう気にする歳でもありません。通過点だと思うので、もっと増やしていきたいと思います。ここまでの試合を振り返ったこともありません」

で、栗原選手です。
「最後の最後は危なかったし、絶対的なピンチはどの試合もあると思いますし、それをどこまで抑えるか問うことが大切なのですが、今日はそこまで絶対的というピンチはなかったと思いますので、よかったと思います。セットプレーが取れていたので、CKで点が取れるんじゃないかと思っていましたし、それは監督も言っていました。いい時間帯に(小野)裕二が点を取ってくれて、あの時間帯だと残りも少ないからみんな集中して守れたんじゃないでしょうか」

「クロスは、まぁ、あのへんで(笑)。(キム・)クナンに当てて、裕二がいたのはわかったけど、あそこにストレートには思っていませんでした。クナンが競ったから、 裕二のところにいったわけなので、それはクロスを上げたほうにはラッキーでした。ちょっとあっちが薄いので、クナンなら勝てるとも思っていましたけど」

「でも、裕二に『ナイスボール』と言ってもらえないのがちょっと悔しい(一同爆笑)。裕二に何気なく近づいていったけど何も言ってもらえないので、『裕二、アシストしたの覚えてる?』って言ったら『ああ、そうでしたね』って。きっと覚えてない(再度爆笑)。(テレビ局の方が『ヒーローインタビューで言ってましたよ』と教えて)あ、そうですか。(ホッとした顔で)よかったです(三度爆笑)」

ところで采配で目立ったのは、膠着状態が続いたにも拘わらず、小野選手を87分まで引っ張った木村監督です。リズムを代えるためにもっと早く交代させるかと思いましたが、我慢したおかげで小野選手の決勝点が生まれました。

こういうときって、他のFWは小野選手への信頼度の厚さや、自分だったらもっと早く交代させられていたかも、と思うものです。そう心配して渡邉選手に話を聞いたのですが「まずは出た時間でちゃんと結果を出すことが重要ですから」としっかりとした言葉で話してくれました。

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