【闘病日記】最後に待っている恐怖

1週間前の今ごろは、健康になるためのバトルで最初の山場を迎えようとしているところでした。何とか無事にプロセスをこなし、いよいよ明日は退院です。

さて、退院を前にとても恐ろしいことが一つ。それははたして今回の治療費がいくらかということ。実は何度か「ざっくりいくらぐらいなのか」と聞いてみたのですが、退院が決まって伝票が揃うまでわからないというのです。

確かに命を助けるほうが優先だし、苦しんでいる間に治療費のことが気になって「せ、先生、今日はここまでで!!」というセリフを言うのはイヤだし、先生も困るでしょう。でも、最後に払うときの心構えができないというのは、それはそれで怖いものです。お寿司屋さんに入って最後いくらなのか、ちょっとビビっているあの感覚ですね。

もっとも70歳未満の場合、それぞれの保険機関が発行する「限度額適用認定書」を提出すると自己負担の限度額が定められるということを病院から教えてもらいました。どんな所得の場合も適用されるようなのですが、見ると不思議なことに、僕の限度額は「基本の金額+(総医療費−定額)×1%」という計算式になっています。これって上限キャップじゃないですよね。1%という料率はうれしいものの、恐怖を完全にぬぐい去るまでには至りません。

は、はたして払えるのだろうか。病院最後の夜は会計の悪夢を見そうです。で、また気分が悪くなったりして(笑)。

さて、今日の一枚はこちら。
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若林ドクター。最初の診断のときから、退院するまでずっと面倒を見ていただきました。つまり毎日ほとんど出ずっぱり。若林ドクターはまだ研修医ということで、長時間労働が大変そう。それでも野球で鍛えた身体を活かし、僕の細かい質問や要望にすべて回答をいただきました。信頼感抜群の先生です。写真はアレですが(笑)。 

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