あなたどっちなのと言われても

知り合いから電話がかかってきました。「どっちなんですか?!」と聞かれて困ってしまいました。

岡崎選手の移籍問題で、論が2つにわかれているそうです。

1つはシュツットガルトに清水がやられちまった論。
もう1つは清水がシュツットガルトにやってる論。

岡崎選手の移籍について、現在明らかになっている問題点を整理しておくと、

1. 契約期間が半年を切った選手に対して獲得しようというクラブは所属クラブに移籍交渉を始めるという通告は必要なのか 
1-1. 1がイエスの場合
1-1-1. 移籍交渉を始める前という通告は文章でなされる必要がルール上あるのか
1-1-1-1. 1-2-1がイエス場合、シュツットガルトは清水に対して文章で通告したのか
1-1-1-1-1. 1-2-1-1がイエスの場合【問題点なし】
1-1-1-1-2. 1-2-1-1がノーの場合【問題点あり】
1-1-1-2. 1-2-1がノーの場合、シュツットガルトは清水に何らかの方法で通告していたのか
1-1-1-2-1. 1-2-1-2がイエスの場合【問題点なし】
1-1-1-2-2. 1-2-1-2がノーの場合【問題点あり】
1-2. 1がノーの場合【問題点なし】

2. 岡崎選手のシュツットガルトとの契約日はいつからなのか
2-1. 1月31日以前の場合
2-1-1. 清水に対して違約金は必要なのか
2-1-1-1. 2-1-1がイエスの場合
2-1-1-1-1. 【妥当な金額はどう決まるか】
2-1-1-2. 2-1-1がノーの場合【問題なし】※ノーの根拠は必要
2-2. 2月1日以降の場合
2-2-1. 【ウインドウの締め切り1月31日に間に合わなかったことにならないのか】

すみません、上記がどういうルールなのか現時点ですべて調べていません。というか、どうやれば調べられるのかというところからのリサーチすらまだできていません。

だから、現時点で何か書いたり言ったりすることは、推論の上に推論を重ねるだけになってしまうので、できません。したとしても、いつの間にか感情論の引き金になるだけの気がします。

ただ僕が知っているのは、2つです。

一つはアジアカップ期間中、岡崎選手が自分のチームをどう思っていたかです。岡崎選手には外国の記者がよく「シュツットガルトについてはどう思うか」と聞きに行っていました。それに対して岡崎選手は毎回「まだ自分はシュツットガルトの選手ではなくて清水の選手です」と答えていました。

もう一つは、岡崎選手がドーハから一度日本に戻っていたら、1月31日までにメディカルチェックを受けることはできなかったということ。他の代表選手たちは1月31日の夕方に日本に帰ってきていたので、帰国後にヨーロッパに飛んでいたらとても間に合いませんでした。

2月初旬に岡崎選手は清水に行って、記念撮影をして渡欧しました。新聞に掲載されていたそのときのクラブ職員の方たちの笑顔からは、こんなにもめるとは想像もできなかったのですが……。
 

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