2011アジアカップの旅61 ジャパン・クオリティ
今日のミックスゾーンと記者会見のチケット配布は日本サッカー協会の手で行われました。混乱無し。これぞジャパン・クオリティ。
14時30分を回って先に韓国チームがスタジアムに到着しました。韓国チームのバスには「Return of the King, Pride of Asia」の文字が(ちなみに日本のバスには「SAMURAI BLUE!! Top of Asia!!」)。
応援団はバックスタンド下を日本が、上段を韓国が取っていますが、日本応援団は数が多い韓国応援団に囲まれるかもしれません。昔の国立の日韓戦を彷彿とさせる配置になりそうです。
韓国の応援団に見えたのは現地の学生っぽい子どもたちです。ですが、手には韓国が応援の時に使っていたスティックバルーンが。配ったのでしょうか。
韓国の選手たちがピッチに登場。そこで流れたBGMはなぜか「およげたいやきくん」。相手のやる気をそぐような見事な選曲です。
おっと、白い民族衣装の子どもたちも入ってきて上段に陣取りました。彼らの手にもスティックバルーン。さっきまでの子どもたちが持っていたスティックバルーンには「SAMSUNG」の青いロゴが、今来た子どもたちは「TOSHIBA」の赤いロゴが入ってます。
バックスタンドの中央には策があって、向かって左の下段に日本の応援団、右に韓国の応援団が陣取っています。中立かと思われた学生さんたちの中に韓国の国旗を持っている人たちがいるので、やはり韓国の応援ということになるのでしょう。
ピッチでは放水が行われています。テレビ用のマイクがセットしてあってもお構いなし。
韓国応援団の隣に、やはり白い民族衣装の子どもたちが。手には「SAMSUNG」と「TOSHIBA」のバルーンスティック。しかももうなぜか盛り上がってます。
あれ?日本の応援団の上段にいた子たちのバルーンスティックが、次第に「TOSHIBA」優勢になってきました。そしてアウェイサイド、つまり観光サイドのゴールらに泡割れた子どもたちの手には、ほとんど「TOSHIBA」が。その赤いスティックバルーンをたたき合わせながら、「コリアー、コリア」チャチャチャ、と練習していますが、このメロディとリズムは、「バーレーン、バーレン」や「イラーン、イラン」などで聞いたことがあります。
日本の応援団の人たちが自分たちの上段にいる学生さんたちの前でパフォーマンスをやってます。きっと彼らの心わしづかみ。味方を増やすその努力!! さすが!!
さて1時間前。そろそろ取材準備です。
某新聞のK記者、「勝ったときの原稿の用意しかしていません。負けたら白紙で出します!!」とすごい気合いが入ってます。心は一つ。頑張れ!! ニッポン!!