2011アジアカップの旅36 国際問題的やってしまった&考えさせられました その2
なぜ「その2」なのか。まずはこの女性。
ネパール生まれのチョウチョウさん。メインメディアセンターのカフェテリアや食堂で働いています。
「その1」で書いた、子どもが1万7000円のボールを3つ持っているというのが本当だと思えるほど、ドーハはお金がたっぷりある都市です。日本がヨルダン戦、シリア戦を戦ったカタール・スポーツ・クラブからは建設用のクレーンが乱立しているのが見えます。数えてみると33本のクレーンが動いていました。ものすごい建築ラッシュです。街はどんどん成長しています。
でも、この都市を支えているのは安い労働力として働く外国の人のようなのです。
チョウチョウさん、勤務時間は7時から0時まで。途中休憩時間はあるのでしょうが、拘束時間で言うと17時間。休みは月曜だけです。
彼女が受け取る賃金も低そうです。調べても今はきっと書けません。彼女に迷惑がかかってはいけないから。聞くのも辛そう。だって他の人たちから聞いた日給から考えると、子どもたちからもらったジャブラニを買うのに、彼女たちは1週間以上働かないといけないようです。そんな現状もちょっと垣間見えてきました。