東京Vvs北九州 試合取材

北九州は急きょ3バックの布陣を敷きました。理由は「もともとサイドバックが少なくてMFをサイドバックに起用していたのだけれども、その選手も前節負傷してしまったので」(与那城監督)というもの。練習は「ほぼ1日」(同)という状態だったそうです。

東京Vの川勝監督は「自分がわかったときには選手がもう動いていた」と言います。3バックの弱点、両サイドを十分に使って東京Vが攻め立てました。

横浜FC戦と同じように、まず高木弟がFKを決め、これまた同じように高木兄がドリブルシュートを決めます。圧巻だったのは後半始まってすぐの高木兄のFK。前半も同じボールを蹴ってクロスバーを越していたのですが、再度トライすると遥かバーを越える軌道からボールが鋭く落下してゴールネットを揺らしました。距離にして35メートル。ボールの特性を十分に利用した、技ありのシュートでした。

さらに東京VはCKから土屋が決め、4-0と大勝します。北九州はサブのメンバーを6人しか連れてこれないことからもわかる、層の薄さと財政の厳しさが如実に出てしまいました。でもまだ1年目、指向しているサッカーはしっかしとしているので、いつかうまくクラブが回って欲しいと思います。

ところで、この試合に来ていたのが「ミスター」。
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元浦和の広報の佐藤さん。現在は2020年仕様のスタジアムをどうするのか、何があって何がなくて、何が必要なのか調べたりアドバイスしているそうです。厳しい目でスタジアムと試合を見つめていた「ミスター」でしたが、やはり試合が始まるとサッカー好きの地が思い切り騒いでいるのがわかってしまいました(笑)。

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