東京Vvs甲府 試合取材
今日は味の素スタジアムで東京Vvs甲府の取材でした。
前半は両チームともミスの多い内容でしたが、ダニエル選手を中心とした甲府の守備が崩れず、東京Vはペースを握れません。それでも東京VにはGKと1対1のチャンスが巡ってきましたが、これを潰してしまいます。
すると後半、右サイドを崩したマラニョン選手が土屋選手を引きつけて遠いサイドへパス。そこには金選手がフリーで待っていました。後半11分、甲府が先制します。
その後、東京Vは焦りが目立つようになりました。何度もピンチを招くのですが、甲府のフィニッシュの精度が悪く、そのまま甲府が1点をリードして試合が進行します。もしハーフナー選手がしっかり追加点を決めていれば、もっと楽になったでしょう。
ところが高木俊選手がペナルティエリアで中央にカットインしようとして、足を引っかけられます。これがPKとなり、高木俊選手が自ら決めて1-1となりました。これで残り10分。
ここからは一進一退の攻防が続きます。ところがロスタイム、右から上がったクロスにハーフナー選手が合わせ、土肥選手がバーぎりぎりのボールをセーブしようとするものの、ゴール前にバウンドする形になりました。そこに詰めていたのが秋本選手。劇的な甲府の勝利劇となりました。
試合後、通信がうまくいかなかったので東京Vのお世話になって原稿などを送信したのですが、そのときの部屋が暗かったこと……。それなのにとても親切にしてもらいました。
川崎から甲府に期限付き移籍している養父選手、今日はおとなしいボールつなぎに終始してしまいました。代わって出てきた石原選手のたくみな中盤のコントロールが冴えていたぶん、もっとチャレンジしてほしかったと思います。試合前に会ったときは「だいぶ慣れてきました」と語っていたので、もう少しで本領発揮でしょう。
試合が始まる前にステキなニュースがあって、かなりウキウキしながら取材だったのですが、ちょっとここには書けなくて。でも今週前半はずっといい気分で過ごせそうです。