千葉vs鳥栖の取材
今日はフクアリに千葉vs鳥栖の取材です。
横浜FCから岸野監督、中村コーチ、柴田フィジカルコーチ、高地選手、武岡選手と古巣の鳥栖を見に来ていました。もちろん、今後あたる相手の偵察でしょう。
鳥栖はがらりと雰囲気を変えていました。ものすごく分かりやすく表現すると、ブラジルからイングランドへ。褒めすぎですか。
ですが、まだ連係不足であることは否めません。そのため余計にシンプルになってしまっています。
ボランチの藤田選手、前半は目立っていました。まだ判断は遅いものの、ちゃんとボールを縦にいれることができます。遅いのは今後”タメ”に変わっていけるでしょう。
だけど、前半から同じように目立っていた米倉選手が後半2点を決めて、千葉があっさりと逃げ切りました。
攻守の切り替えは速いし、リズムの変化もつけられるし。現時点での鳥栖では、まだちょっと手が届かなかったという感じです。
ただし、試合後の岸野監督や柴田コーチが、「鳥栖の攻撃の迫力に驚いた」と真顔で言って帰っていました。
そうそう、この試合の解説は関塚監督でした。
「今度お話を聞きたいのですが」と言うと、
「僕はまだ現場に帰るので本音のところは言いません」とつれない話。
でも現場に戻ると力強く言い切る姿には期待が高まります。
で、この試合にはフジテレビの本田朋子アナウンサーが来ていらっしゃいました。
本田さんといえば、千葉が降格した際に巻選手にインタビューした際、「サポーターに」と話題をふって巻選手の瞳を濡らさせた人です。本田さんが言うから、巻選手も思わず感情が高ぶったのでしょう。
この日も本田さんは巻き選手にインタビューしていらっしゃいました。そのあと巻選手と話をしていたら本田さんもいらっしゃって、自然に去年のインタビューの話になりました。
巻選手は「今年は別の意味で涙を流す年にしますから、もしJ1の優勝争いがあっていても、その試合のときは絶対に来てください」と力強い要求を。それから「そうでなくても来てね」とも。
体を張ってボールを追いかけるプレーは今日も健在でした。本人も「普通に追ってもいいのかもしれないけど、ああいう気持ちのプレーというのを楽しみにしてくれるファンの人もいると思いますから、これからも続けます」とのことでした。相手のクリアしようとしているところに飛び込んでいく姿は間違いなく今年も健在ですね。
本田さんは、去年厳しいことを聞いたので嫌われているんじゃないかとドキドキしていたそうです。もちろんそんなことはなくて、よかったよかった。もっとも、彼女が厳しいことを聞くと「フンっ」という態度をとる人もいるということでした。
ところでフクアリの近くの駐車場は1時間100円でした。ところがサッカーに来ました、というと一律1000円になってしまいます。しかも駐車場はスタジアムから一番離れたところ、駐車場が閉まる時間も他の場所より早くなります。
係の人に「なぜ?」と聞くと「決まりですから」とすごく上から目線で宣言されました。
ナイトゲームのときは車で行かない限り、自宅にたどり着けません。それから車で行けば相乗りして交通費をみんなで割ることができるのですが、駐車場代で一気にかかってしまいます。
今後フクアリの取材をどうするか。困ったなぁ。