川崎に残る不安
今日は川崎の取材。サポーターの皆さんも来ていました。
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練習が静かです。いつもなら声を出して盛り上げている森選手もとてもおとなしくプレーしています。
練習終了後、森選手が出てきてびっくり。すっかり何かがはがれ落ちたようになっています。この日も報道陣を前にずっと反省の弁を述べていました。
チームのおとなしさが心配だったので聞いてみました。
「これまで、こんな厳しい状況だったら森選手が声をかけてきたのですが」
「自分としてももどかしく思っています。自分がもっと声をかけていきたんですが、もしそれをやると反省していないと思われるでしょうし、今はともかくみんなに頑張ってくれと念じながら黙々とプレーしています」
はたして誰が落ち込みそうなチームを立て直すのか。
その後、若手選手が「今回のことは森選手がみんなの代わりになってくれたとも思います。森選手のためにも頑張りたい」と語ってくれたのが幸いでした。
ところで、「新しい監督に初めて対戦するとき、まず相手を観察するのか、それとも先に主導権を握ってしまおうと思うのか」という質問を関塚監督にぶつけてみました。
「どっちでもないですね」
「と言うと?」
明確な答えはありませんでした。といことで、明日の川崎vs千葉の、試合の序盤はどう転ぶか、いろんな策がありそうです。おっと、これは不安というタイトルとは別の話。