内容の濃い21分
残り16分とロスタイム5分、内容の濃い再試合でした。
再開のFKを見事にゴールに結びつけた鹿島も見事でしたが、あの状況でゴールを許して場を盛り上げる川崎も、非情に「らしい」戦いぶりで、ハラハラドキドキの時間を演出してくれました。
9月12日、3-1のまま終わりでいいじゃないかという声もありましたが、こうやって再試合をやってみると、このひと味がないと試合が締まらなかったというのが実感です。
試合が終わった後、鹿島のスタッフと同じエレベータに乗ったのですが、とてもホッとした顔をしていました。最近調子が出なかった鹿島でしたが、負けたものの底力を見せたことで浮上してくれるのではないでしょうか。
関塚監督も「この残り時間がストレスになっていた」と、すがすがしい顔でした。
ちょっと複雑そうだったのはオリヴェイラ監督で、「もっと多くのサポーターに後押ししてほしかった」と、せっかく1点を取ったのに追いつけなくてとても残念そうでした。
ところで、バックヤードでは前回の雨の教訓を生かし、入念な準備が。
水をどんどんかき出せるようになってました。
この日も雨が降っていたものの、試合前のピッチはこの状態。いかに前回が異常な雨だったかよく分かります。