岡田主審のせいなのか
鹿島vs川崎の試合中断について、
確かに中断の決定権はJリーグ規約上、「主審がマッチコミッショナーおよび
ホームクラブの実行委員と協議のうえ決定する」 と主審にあるとしています。
ですが、ではマッチコミッショナーとホームクラブの実行委員はどう考えた
のでしょうか。特にマッチコミッショナーの果たした役割はどうだったので
しょう。
Jリーグニュースの「マッチコミッショナーとは?」の回には実際に試合が中断
した際の話が書いてあります。そこではマッチコミッショナーの果たした役割
の大きさが描かれています。
「試合開催に支障があった場合には、主審を主体にホームクラブの実行委員と
協議の上、試合の中止、中断を決定する。以前、雷のため試合が43分間中断し
たことがあったが、その試合のマッチコミッショナーを務めていたのが千田氏
である。その際は雷雲の状況などを即座に調べ、場内放送によりパニックを防
ぎ、さらに警備員に指示し、観客を速やかに避難させることで事無きを得た」
(JリーグニュースNo57)
主審に分かるのはピッチ場の状態のことだけで、その他の状況についてはマッ
チコミッショナーに負う部分が大きいはずです。岡田主審が2回ピッチに姿を
現し水たまりを確認したのは分かりましたが、決定に至るまでの課程は明らか
になっていません。そこ過程を検証しないままに問題の解決を図ることはでき
ないでしょうし、検証する前に決定を下した岡田主審のみを非難することはで
きないと思います。
と、久しぶりにサッカーぽいコトを描いたのですが、これってアクセス数が
減りそうで怖い(笑)。