川崎を襲った悲劇
鹿島vs川崎はマッチコミッショナーによるピッチコンディション不良の判断により
試合は後半29分付近でキャンセルとなりました。この時点でスコアは1-3。再試合
は0-0からスタートです。
川崎は鹿島サイドの予想をくつがえして4-2-1-3で試合をスタートし、後半途中から
横山を投入して4-4-2に変化、さらにディフェンスラインも組み替えて手の内をすべ
てさらしました。鹿島が後手に回ったのは間違いなかったのですが、後半カシマスタ
ジアムを襲った豪雨によりボールが転がらなくなって、30分の観察の後中止となりま
した。
一度は5分後に最下位という判断もなされたようですが、そのときまた一度雨の降り
が強くなって結局中止されています。
中止された時点では鹿島の強化部長も「これくらならやろう」と試合続行に意欲を
見せていました。ですが、客観的に考えれば鹿島に有利な中断となったことは間違い
ありません。
2ゴールの鄭大世のゴールは取り消されることになります。無念の鄭選手は中断後
のピッチに座り込んでしまいました。