記者室と記者席とミックスゾーン
韓国に取材に行くと驚くのは、報道陣向けに食事が用意されていること。
ACLのときも準備がありましたし、実際には外で食べても安くておいしいものが食べられるのですが、
この弁当もまた格別の味が。
量が多くて、しかも辛くて食べきれませんでした。ごめんなさい!
机には一人ずつ名札があり、しかも英語版か韓国語版のパンフレットが置かれています。
このあたりのハンドルはACLのときのおおざっぱな観客への対応とは大きな違いがあって、
日本ではなかなか見られないほど丁寧でした。
試合が終わった後の取材対応も日本とは大きな違いがありました。
まずミックスゾーンがきちんと整備されていません。ローピングされているけど、
その隙間から報道陣が渡らなければならないという曖昧さが。でも、ちゃんとそ
の指示にみんなが従うのにはびっくり。
さらに北朝鮮が会見やミックスゾーンを拒否して帰ってしまったので、ロープは
しばしば張りなおされました。てんやわんやしながらも、報道陣が何とかロープ
の中にいようとするのは、かなり良識的だったかも。
一番びっくりしたのは韓国の選手がほとんどミックスゾーンで立ち止まらないこと。
追いすがる報道陣の前をさっさと通ってしまいました。パク・チソンもテレビに
答えただけで帰ります。
北朝鮮との試合はそれだけ微妙な関係だということかもしれません。でも、選手の
態度にはがっかりさせられてしまいました。
そういえば、チョン・モンジュ会長には報道が誰も寄っていかず、逆にチョン会長が
報道陣のところに来て「もっと盛り上がろうよ」という感じで手を振ってました。