囲みとぶら下がり
今日は試合の前々日、監督が公式にコメントをする日。
監督の笑顔がずっと途切れないのは、
チームの出来がいいだけではなくて、
今までの苦労があるから心に余裕があるのだろうと思う。
だがチームは今週に入ってもまだメンバーのテストが行われていたので、
仕上がりとしてはまだまだのはず。
だけど、それをシーズン中に完成まで持っていくのが、
初制覇のためにちょうどいいタイミングになるのじゃないだろうか。
公式のコメントが終わった後、
すっと監督に寄り添う記者が一人。
その後ろから、次に質問しようと距離を置きながら着いていく記者が3人。
この最初の一歩に出遅れ、この集団から離れると、
いざ質問しにいったとき、監督から逃げられる間になってしまう。
新聞記者の人たちはそのタイミングの取り方が絶妙だ。