墨絵の世界

古典の教科書や漢文の教科書で読んで、ずっと憧れていた長江。
重慶の端の公園に行くと、その長江に触れることができた。
2つの川がぶつかり合う場所はかすんで、まるで墨絵の世界。

長江は黒かった。冬なので水量が少なく、河原も出現していた。川には船を改造したレストランも浮かんでいる。

2 つの川がぶつかり合っている。長江が黒、もう片方の川が白。混じり合って下流に流れていく。その様子がはっきり見られるところに公園があった。ときどき係員が来て風船や食べ物などを売っている露店を立ち退かせている。ところが露店もしたたかだ。階段の下で取り締まりが始まると階段の上の露店はさっさと荷物をまとめる。そうして階段の上の取り締まりが始まると、階段の下に場所を移動してまた商売を始めるのだ。不思議なもので階段の上を取り締まった係員が階段の下に 再び来ても、彼らは露店に対して何も言わない。絶妙なバランスで関係が成り立っているようだった。

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先端から町を振り返ると高層ビルが建ち並び、これもまた幻想的な世界。

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